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ミッチーの畑だより 11月号
奈良県・御所地区編
10月28日に御所地区の上田誠宏さんと北村隆史さんの圃場を見学しました。
■上田誠宏さんの畑
上田さんは秋野菜に里芋・山芋・ジャガイモ、冬野菜に白菜を、春野菜に春キャベツ・玉ネギを栽培しておられます。上田さんの家の前の家庭菜園用の圃場の奥の圃場では山芋を栽培しておられます。もう収穫時期なので試し掘りされたのですが、カナブンの幼虫とみられる虫食いの被害に遭っていてほとんど出荷出来ない状態でした。掘っても見込みが無さそうで収穫を断念されたそうです。とても残念です。
家庭菜園用の圃場の一角に白菜を栽培しておられます。全部で200株ほど定植されたそうですが、虫食いも無くとてもきれいな状態で、すくすく育っていました。このまま順調に育って収穫できたらと願います。
それと対照的なのが家の上にある圃場で、300株ほど定植されたそうですが、見に行くとほとんど株が残っていませんでした。根切り虫の被害に遭っているそうで、根っこと葉っぱのつなぎ目の株元を真っ二つに切られてしまい枯れていました。日に日に株の数が減っているそうで、このままだとこの圃場に植えた白菜は収穫出来ないとおっしゃっていました。
ビニールハウスでは春キャベツの苗と玉ネギの苗を栽培しておられます。春キャベツは育苗トレーに一粒ずつ種を播いて育苗されるそうで、見学したときは播種から一週間ほど経っていて双葉の芽が出てきていました。また、玉ネギの苗も畝に育っていてもうそろそろ圃場に定植する予定だそうです。しかし、どちらも根切り虫の被害に遭っている圃場に定植される予定だったそうで、どこに植えるか迷っておられるとのことでした。
その上の圃場ではジャガイモを栽培しておられます。こちらは順調に育っていますが、ところどころで葉が萎れている株がありました。よく見てみると土に近い茎がかじられて枯れている状態でした。どうやらこれも根切り虫がかじっているのではと上田さんがおっしゃっていました。しかし、萎れている株の数が少ないので影響はそれほどなさそうです。
上田さんの家から一番上の圃場では里芋を栽培しておられます。先月見学した時からあまり変化はなく大きくなっていませんでした。むしろ寒くなって縮んだような気がします。まだ掘ってはおられませんでしたが、芋が小さかったり量が少なかったりするのではと上田さんは心配しておられました。
■北村隆史さんの畑
北村さんは秋野菜に里芋・ジャガイモ、春野菜に玉ネギを栽培しておられます。前回に白菜の苗を育てておられたと書きましたが自家用だそうで、今年は出荷用には栽培しておられないそうです。
家の前の圃場ではジャガイモを栽培しておられます。今回見学すると花が咲いていました。葉っぱも青々としていて順調そうでした。家から少し離れた圃場では里芋を栽培しておられます。こちらも順調に育っていてもうそろそろ収穫を迎えます。
家の下の元鶏舎裏の圃場では玉ネギの苗を育てておられます。3種類の苗があるそうで、写真手前から早生・中生・晩生の苗だそうです。
もう定植できそうな大きさに育っているように見えましたが、北村さんにお話を聞くと前回この大きさで定植されたそうで、小さいのが多かったのでもう少し大きくしてから定植されるそうです。